古代ローマの遺跡群 パラティーノの丘で
ローマにて、初代ローマ皇帝アウグストゥス(紀元前62〜紀元14年)の生家と思われる遺跡が見つかりました。
遺跡や周りの様子が、歴史家の述べるところと一致しているとのこと。 この遺跡はパラティーノの丘の一角でコロッセオの近く。 地下3メートルほどの層に、紀元前1世紀頃のものと観られる建物が現れました。
古代ローマの歴史家スエトニウス「ローマ皇帝伝」に、こうあります。 『パラティーノの丘にある<カピタ・ブブラ>と呼ばれる場所で生まれた。そこには神殿があった。』 今回見つかった建物の隣に動物などをいけにえをささげたと見られる神殿があり、文献と一致します。建物は入り口付近に網目模様の壁があり、床には美しいモザイクがある豪華なものでした。 堆積していた層から見つかった遺跡などから、ネロ帝のローマ大火(紀元64年)まで、建物は使われていたと考えられます。 アウグストゥスは、アントニウスとクレオパトラ との戦いに勝ち、ローマを平定しました。 オクタヴィアヌスであった彼に、元老院からアウグストゥスという称号と名が与えられました。
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